第１６３回

栄光の背番号１２

今度こそ本当にガッタスとして最後の試合を観戦しに駒沢へ
開会式には間に合わなかったけど試合にはなんとか間に合った
けど、神様は意地悪だった
まさか、これが最後の試合になるとは想像すらしてなかった

前半で２失点

後半にはいるとガッタスメンバーは必死に攻めるもゴールネットを揺らすことが出来ない
しかし、ガッタスも負けてない
これ以上の失点は許されないと気迫の入った守りで追加点をゆるさず

すると奇跡の始まりかあさみのゴールで１点差に
その後も必要以上に攻めるガッタス
しかし時間は無情にも過ぎ去り試合終了のホイッスル
こうして、ガッタスの決勝トーナメント緒戦敗退と同時にガッタス結成当時からのメン
バーでゴールを守り続けた背番号１２紺野あさ美の戦いも終了
あまりにもあっけない終わりにしばし呆然となってた
我にかえるとコートには必死に涙を堪えてる彼女の姿があった
悔しい
こんな形で終わってしまうことにやるせなさを感じる

でも、彼女達はがんばった
この試合をこんこんのラストになんかさせないぞ
それでも結果は負け
でも、どのチームよりも遥かに少ない人数の中でよくやったと思います
悔しい気持ちは忘れるな
しかし悔いる事はない
ただ、あと一歩力が足りなかっただけだ
これで終わりではない、紺野あさ美はもういないけどガッタスはまだ戦い続けていかなくてはいけない
この悔しさをバネに次こそ優勝してこの悔しさを晴らしてくれ

これこそが、紺野あさ美本人や紺野ファンのみんなの切なる願いだと信じて

長い間お疲れ様でした
ガッタスを通して、あなたの娘。の時とは違う一面を見れた事
そして、多くの勇気や感動をもらった事
一生忘れません
くじけそうになった時、落ち込んだ時にはあなたのその姿を思い出してがんばっていきます
まだ、モーニング娘。としての仕事が残っています
そちらも悔いの残らないようにがんばってください

２００６／７／１３